ウォーターマーク
Watermark
画像や動画等に、著作権や作成者の情報を埋め込む技術や印。
簡単に説明すると
ウォーターマークは、画像や動画の端などに薄く入れられている、作者の名前やロゴマークのことだよ。 インターネット上などで、見本の画像に大きな斜めの文字が入っているのがよく見られるよ。 これは勝手に画像が使われるのを抑えたり、誰の作品かを示したりする役割を持っているんだよ。
名前のヒミツ
英語の「watermark」は、もともと紙を製造する工程で入れられる「透かし」が由来なんだ。 紙を漉く工程でまだ湿っているうちに、型を使って紙の厚みや密度を変化させて模様を作る技術で、その模様がまるで水で濡れた跡のように見えることからこの名前がついたよ。 デジタルデータでも同じように、画像や動画に薄いロゴなどを重ねることを指すんだ。
くわしく見てみよう!
ウォーターマークとは、画像や動画、音声などのデジタルデータに対して、作者や権利者の情報を結びつけるために加えられる印のことだよ。
やり方には大きく2種類あって、ロゴや文字を重ねて見た目ごと変えてしまう「見えるタイプ」と、見た目にはほとんど分からない形でデータの中へ信号を埋め込む「見えないタイプ」があるんだ。
見えるタイプは、元のコンテンツの上にロゴや文字を重ねることで作られていて、重なった部分がそのまま見た目に表れるのが特徴だよ。
誰の作品かをひと目で示せるほか、ロゴが目立つことで無断使用をためらわせる効果も期待できるんだ。
見えないタイプは、画像や音声のデータそのもの(色の情報や周波数の成分など)に、人の目や耳ではほとんど気づけないくらいわずかな変化を加えることで、情報が埋め込まれる方式だよ。
見た目や音として示すものではないから、専用の解析ツールにかけて初めて中の情報を取り出せるんだ。
日本語の「電子透かし」という言葉は、主にこの見えないタイプを指して使われるよ。
どちらのタイプも、権利者名やロゴのように全部のコピーへ同じ印を入れるだけなら、誰の作品かを示したり無断使用をためらわせたりする役割に留まるよ。
でも、配布する相手やファイルごとに違う名前やIDを印として仕込んでおけば話は別で、コピーが流出したときに「どの印が入ったコピーが流れたか」を照合して流出元まで辿れるようになるんだ。
見えるタイプなら資料の隅に配布先の名前を薄く表示しておく方法があるし、見えないタイプなら専用の解析ツールでしか読み取れない識別情報を埋め込んでおく方法があるよ。
つまり流出元を追跡できるかどうかは、印が見えるか見えないかではなく、コピーごとに違う識別情報を仕込んであるかどうかで決まるんだよ。
かんたんに言うと、デジタルデータに直接書き込む「作者のサイン」のようなものだね。