バーチャルプロダクション
Virtual Production
実写とCGなど、現実とデジタルを組み合わせて映像を作る手法の総称。
簡単に説明すると
バーチャルプロダクションっていうのは、企画から撮影、仕上げまでの映像制作の各段階に、リアルタイムCG技術を組み込んでいく手法群のことなんだ。従来は撮影後の仕上げでおこなっていた作業の多くを撮影前や撮影中に前倒しして作り込むことで、制作の全工程を結び付けて効率化するんだよ。 カメラワークやシーン構成を仮のCGで検討する「プリビズ」、撮影中にリアルタイムでCGを合成する撮影、天候やロケーションに左右されずスタジオ内で撮影できる「インカメラVFX」など、多様なアプローチが含まれるよ。
名前のヒミツ
バーチャルプロダクションは、英語で仮想を意味するバーチャルと、制作を意味するプロダクションを組み合わせた言葉なんだ。 CGなどの仮想的な要素を、撮影が終わったあとから付け加えるものとしてではなく、制作という営みそのものの内側に組み込んで扱う、という発想がこの名前に込められているんだよ。
くわしく見てみよう!
バーチャルプロダクションとは、企画・準備から撮影、仕上げに至る映像制作のプロセス全体に、CGやリアルタイム技術などのデジタル技術を統合して活用する制作ワークフローの総称だよ。
撮影が終わったあとのポストプロダクションにVFX(視覚効果)処理の多くを集中させる従来の制作スタイルとは異なり、リアルタイム3Dエンジンなどを通して全工程でデジタルデータをシームレスに連携させる点が大きな特徴なんだ。
代表的な手法である「インカメラVFX」では、スタジオ内の大型LEDディスプレイにリアルタイムCG背景を映し出し、カメラの動きと連動させて撮影を行うよ。
現場で完成形に近い映像を確認できるだけでなく、事前準備で作った3Dデータを撮影や仕上げのVFX工程へスムーズに引き継ぐことができるんだ。
ロケーション撮影に行かなくてもスタジオ内で夕暮れや宇宙空間といった様々な場面を再現でき、天候の変更や移動コストを抑えながら手戻りの少ない映像制作を可能にする技術として、映画やCM制作で広く活用されているよ。