エッジコンピューティング
Edge Computing
端末の近くでデータを処理し、通信の遅延を減らす分散処理技術
簡単に説明すると
エッジコンピューティングとは、スマートフォンやセンサーといった端末のすぐ近くでデータを処理し、遠くのクラウドと役割分担をする仕組みのことだよ。 現場で処理を行うことで通信の遅れが減るため、工場のロボットやARのように一瞬の反応速度が求められる場面で使われているんだ。 また、必要なデータだけを選んで送ることで通信量を減らせるほか、機密情報を外部に出さずに手元で処理する形もあるよ。
名前のヒミツ
Edge Computing(エッジ・コンピューティング)。 「Edge」は「端っこ」や「縁」という意味。「Computing」はコンピューターで計算や処理をすること。 ネットワークの中心にあるクラウド(雲)に対して、ユーザーがいる末端(エッジ)側で処理を行うことから、この名前がついたんだよ。
くわしく見てみよう!
エッジコンピューティングとは、スマートフォンやセンサーといった端末のすぐ近くでデータを処理する技術のことだよ。
インターネットの向こう側にある大きなデータセンターですべてを処理する「クラウドコンピューティング」とは違い、必要な処理を現場近くで行ってクラウドと役割分担をする考え方なんだ。
すべてのデータをクラウドに送って処理すると、通信に時間がかかったり、データの量が多すぎて回線が混雑したりする問題が起こることがあるんだね。
そこで、現場に近い場所(エッジ)で計算してしまおうというのがこの技術の発想だよ。
この技術には大きく3つのメリットがあるんだ。
1つ目は反応速度がとにかく速いこと。
例えば工場のロボットが異常を検知してすぐに停止したり、AR(拡張現実)の映像を遅れずに表示したりするなど、一瞬の遅れが許されない場面で大きな力を発揮するんだ。
2つ目は通信コストの節約。
防犯カメラの映像を24時間クラウドに送り続けると通信量が膨大になるけれど、異常があった場面だけを送るようにすれば無駄がないんだ。
3つ目はセキュリティ面でのメリット。
重要なデータやプライバシーに関わる情報を、外部に送信せずに手元で処理して結果だけを送るようにすれば、データを外に出すリスクを抑えやすくなるんだよ。
IoTのように、多数の機器が連携してデータを扱うシステムなどを支える技術として活用されているよ。