一覧に戻る
Lv.2

エッジコンピューティング

Edge Computing

端末の近くでデータを処理し、通信の遅延を減らす分散処理技術

名前のヒミツ

Edge Computing(エッジ・コンピューティング)。 「Edge」は「端っこ」や「縁」という意味。「Computing」はコンピューターで計算や処理をすること。 ネットワークの中心にあるクラウド(雲)に対して、ユーザーがいる末端(エッジ)側で処理を行うことから、この名前がついたんだよ。

簡単に説明すると

エッジコンピューティングというのは、データを遠くのデータセンターまで送らずに、自分たちのすぐ近くで処理してしまおうという仕組みのことだよ。 例えば、自動運転車が目の前の子供に気づいてブレーキをかける場面を想像してみて。遠くにあるサーバーに「どうすればいい?」って聞いて返事を待っていたら、事故になってしまうかもしれないよね。 そんなとき、車自身がその場で「止まれ!」と判断できれば安全だよね。このように、現場ですぐに判断が必要なときに使われる技術なんだ。

くわしく見てみよう!

エッジコンピューティングとは、スマートフォンやセンサーといった端末のすぐ近くでデータを処理する技術のことだよ。

インターネットの向こう側にある大きなデータセンターですべてを処理する「クラウドコンピューティング」とは違い、必要な処理を現場近くで行ってクラウドと役割分担をする考え方なんだ。
これまでは何でもクラウドに送って処理するのが主流だったけれど、通信に時間がかかったり、データの量が多すぎて回線が混雑したりする問題が出てきたんだね。
そこで、現場に近い場所(エッジ)で計算してしまおうというのがこの技術の発想だよ。

この技術には大きく3つのメリットがあるんだ。
1つ目は反応速度がとにかく速いこと。
例えば自動運転車がブレーキをかけるとき、遠くのサーバーに指示を仰いでいたら間に合わないけれど、その場で判断できれば事故を防げるよね。

2つ目は通信コストの節約。
防犯カメラの映像を24時間クラウドに送り続けると通信量が膨大になるけれど、異常があった場面だけを送るようにすれば無駄がないんだ。

3つ目はセキュリティ面でのメリット。
重要なデータやプライバシーに関わる情報を、外部に送信せずに手元で処理して結果だけを送るようにすれば、データを外に出すリスクを抑えやすくなるんだよ。
IoT時代を支える技術として広がっているね。